超寿命300年耐久建築 ブリックス株式会社

ブログ

ブログ

2022/12/6

竜巻に基礎ごと飛ばされた家 

竜巻によって 基礎と建物全てが 飛ばせれてしまった跡地です
これから工事が始まるかのように きれいに砕石が敷かれています
木造住宅の様に軽い建物は強風により 丸ごと飛ばされることが判ります

またこの建物はベタ基礎という基礎で建てられたために 
地面の表面だけを掘って 砂利を敷いて 平らな基礎に 建物を建てました
従来の建物は 逆T字型の布基礎を 地面を掘って 基礎を土中に埋めます

構造的には布基礎よりも ベタ基礎のほうが 木造の建物には強い構造になります
しかし 今回の竜巻はその基礎ごと吹き飛ばしてしまいました

もし 布基礎であったら 基礎が土中に埋め込まれていますから
竜巻にも飛ばされずに 建物が残ったかもしれません
今回の竜巻は想定外の強風だったのだったのです

竜巻によって飛ばされた家が逆さまになって
基礎の下敷きになって 潰されてしまっています

一般的には建物が吹き飛ばされても 基礎は残っていますが
今回の基礎は離れず 建物に着いたまま 飛ばされたのです
その鉄筋コンクリートの基礎の重さに 逆さになった建物が耐えられずに
潰されてしまいました 

今回の事故はいくつかの 建築上の 問題が重なって起きたものです
  1、想定外の 強風の竜巻であった
  2、基礎が ベタ基礎で 地中に埋められていなかった
  3、建物が 基礎の重さに耐えられなかった
    原因はその他にもあります 

屋根の瓦が全て竜巻によって吹き飛ばされている住宅です
屋根の瓦は一般的には屋根の上に置いてあり 簡単に固定されています
したがって 今回のような強風の竜巻には耐えられずに
竜巻の通ったあとの家は ほとんど瓦が飛ばされていました
瓦の落下の被害は 東日本大震災の時も ほとんどの家の瓦が落ちていました

最近の日本には 今まで想定もしない 自然災害が発生しています
巨大地震 広域大型津波 大型竜巻 土砂崩れ 
またこれから起きると云われている 首都圏直下型地震や富士山の噴火など
創造も出来ない大きさで 襲ってくるのでしょうか
その備えは果たして 大丈夫なのでしょうか

住宅は木造住宅と決めている人がほとんどですが
自然災害に最も耐えられる構造は 鉄筋コンクリートの建物です
地震 台風 竜巻 津波 火災 などに対しての耐久性は建物の中では
人の命の安全確保に最も優れたのは 鉄筋コンクリート構造です

ブリックスの建物は 鉄筋コンクリート 
外壁は壁厚25センチの 厚壁構造 
天然石造り メンテナンスフリーで  
鉄筋コンクリートの建物

ブリックス建築