中央自動車道の笹子トンネルで
天井板崩落事故が発生した
また 東日本大震災のときには
プールや 体育館など各地で
天井板の崩落事故が たくさん発生した
トンネルの天井板は 排気ガスの
給排気のために設置していたが
一般の建築では
天井は果たして必要なものだろうか
最近の オフィスの天井や 店舗の天井の目隠し板がなく
ダクトや 配線が丸見えになっているのをよく見かける
これらは 設備などの メンテナンスのしやすさや
建築コストの削減 のため
また 天井を高くしてデザイン性を高めるため
そもそも 天井の目隠しの板は
最初から不要であったのではと思う
古い住宅では 天井の目隠しの板を付けず
上階の床板や 梁を露出した建築が多かった
ブリックスの建築は 上階の床のデッキスラブを
天井としていて 基本的に天井の目隠し板はない
これは経済的な目的もあるが
建物自身が 蓄熱をする効果を保つため
そして 室内の温度や湿度による
天井裏の結露の発生の防止を目的としている
また 建物の躯体の保守メンテナンスや
配線などの 交換が容易できるなどの メリットがある
RCU工法の ブリックスの建築
は