超寿命300年耐久建築 ブリックス株式会社

ブログ

ブログ

2023/3/24

地面の液状化対策建築

20160606075124ffe.jpeg

液状化の対策の基本は土質です
地震などの影響で 砂質の地盤が揺さぶられて 
地中の水分が上昇して砂質の地盤と水分が 
混ざり合って どろんこ状態になり 地上に噴出します
その結果 地盤の上に建つ 住宅が転倒してしまいます

地質が砂質であれば 地震がおきれば 
いつでも 液状化の可能性があります
基本的な対策は 砂質の地盤を改良して 
固い地盤にすることです

問題は その砂質層の厚さです 砂質層が浅ければ 
表層の地盤改良で済みますが
砂質層が 厚いときは 硬い地盤まで 
杭を打つことになります

液状か歩道image

固い地盤まで杭を打ったとしても 地中の砂質地盤が 
液状化により空洞化します
また一軒だけの 杭打ち対策では 周辺が液状化したときは 
地盤が不安定となります

最適なのは 地域全体での人工地盤の築造です 
地表面に数メートルの厚さの人工地盤を
造ることで その上に住宅を建てることが可能となります 

東日本の被災地のように地域全体を
人工地盤が造れるところはいいですが 
既存建物が建っているところは 戸々に施工しても 
液状化が起こることになります

地域全体で人工地盤を造らないと 
何度も襲ってくるのが 液状化の特徴です 
地域ごとに話し合いが必要ですが 
決断には 地域の皆の協力が必要です

地球の地盤の下は大きなマグマです 
人間の住んでいるところは 
そのマグマの上に浮いている陸地の上で 
暮らしているのです 
したがって 地盤は液状化や地震による地盤沈下など 
いつも不安定な状態なのです

それは 日本の陸地は毎年数センチから数十センチ 
移動していることからもわかります
そんな不安定な地盤の上には 
丈夫で倒れても壊れない鉄筋コンクリートの壁構造を
お勧めします 

地震で倒れることはありませんが 
(注、女川のコンクリ建物は津波で倒されました)
もし傾いてもピサの斜塔のように元に戻せるのは 
モノコック構造(車と同じ一体構造)の 
鉄筋コンクリートの壁構造の建物です
木造住宅などの軸組みの建物が傾くと 
筋交いなどのバランスが崩れ 建物の形の復元が難しい構造です
液状化対策は 人工地盤と コンクリート壁構造で一体化します

モノコック一体構造の 
ブリック建築

 

お問い合わせはこちらをクリック!

よろしければクリックお願い致します。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 その他生活ブログ 東日本大震災・震災復興へ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ

にほんブログ村