震災後、全国13の活火山が活発化 (新聞記事)
震災後、周辺で地震が増えた活火山
東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9.0の巨大地震の後
関東から九州まで少なくとも13の活火山の周辺で地震が活発になったことが分かった
富士山の近くでは
最近ではM6.4の地震が起き
その後も余震活動が続いた
焼岳では山頂から半径5キロ以内で通常の1カ月に数回の地震が
1週間で約350回以上に増加した
箱根山周辺では通常の1日2回程度の地震が
1週間で1050回あった
箱根の地震を観測する神奈川県温泉地学研究所の吉田明夫所長は
「大震災をきっかけにした地震であることは間違いない」とみている
気象庁などによると 地震が増えた活火山は
関東や中部地方の日光白根山、焼岳、乗鞍岳、富士山、箱根山
伊豆諸島の伊豆大島、新島、神津島
九州の鶴見岳・伽藍岳、阿蘇山、九重山
南西諸島の中之島、諏訪之瀬島
過去には東海、東南海、南海地震が連動した
1707年の宝永地震(M8.4)の49日後に
富士山が大噴火を起こした例がある
2004年のスマトラ沖地震(M9.1)では
地震後の数カ月間に周辺の10以上の火山で地震が活発化
1年4カ月後にはインドネシア・ジャワ島のメラピ山が噴火した
静岡大の小山真人教授(火山学)によると
巨大地震によって地下のマグマだまりが揺さぶられたり
地殻変動や地震波が伝わることでマグマだまりにかかる力が変わったりすると
地震が増えることがあるという
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