これらのアールの建物は古いものは
何世紀も前に建てられた建物です
優れたデザイン性と
建物に自己主張があります
一般の真四角の建物にはありません
現代の街並みを構成している建物は
ほとんどが 四角い建物で街並みは特色がありません
その理由は 建物の構造にあります
木造や鉄骨の建物は使われる建築材料が
柱やハリなど 直線的な もので作られるため
建物のデザインが 真四角になってしまい
アールなどのデザインが作れません
中には 六角型や 八角型のデザインの住宅も
ありますが アールの建物とは基本的に
デザインが異なります
アールの建物は鉄筋コンクリートの構造で
住宅街の中では ほとんど見かけない建物です
しかし 最近では 鉄筋コンクリートの建物が
少しずつ 建ちはじめ 構造的にアールの
デザインが 作りやすいこともあり
円形や アールの建物を 見かける機会があります
世界にはゲル住宅の様に 円形の住宅の集落がありますが
仮に 街全体が アールのデザインの建物で
構成されたら
まるで おとぎの国へでも
行ったような気持ちになるかと思います
アールの建物は ただ デザインが 楽しいだけではなく
たとえば 風の通りが良く
台風などの影響もうけにくく
また 陽当たりも良く
四角い建物でできた街よりも
快適な住環境を作ることが可能です
また東日本大震災の時のような
街を津波が襲った時には
アールの建物は波を
すり抜ける効果があり
更にコンクリート製の建物は重量があり
津波には 流されにくい構造です
ブリックスのアールの建物