住宅の断熱材の厚さが何10センチだから
保温性能が高いと云うことをよく見かけます
冷房や暖房など のエアコンは
空気を 温めたり 冷やしたりしているため
蓄熱の効果はありません
断熱住宅の家は 一日中暖房しても
翌朝には 空気が冷えてしまいます
また 夏には暑くなてしまいます
従来の無断熱住宅は 当然ですが
室内は隙間風などが入って来て 暖まりません
夏は暑かったのです
日本の住宅は木造の建物で
木は元々 断熱材です
断熱材をいくら厚してもそれは断熱性能があがるだけで
保温や蓄熱の効果はほとんど有りません
朝まで暖かいのは 温まった空気が残っているとか
室内の家具などのにある蓄熱効果のものです
断熱住宅で大切なことは 温めた空気を
壁や床を 天然の石など 室内へ蓄熱材を
設置する必要があります
断熱住宅と 蓄熱住宅とは全く正反対の性能です
その二つの異なった性質を 効果的に使用すことです
断熱性能だけでは 効果が半減してしまいます
反対に 欧州の住宅は数世紀前から
自然石の石づくりで 蓄熱性能が高い建物です
そこでヨーロッパの建築は
石づくりの蓄熱性能の高い建物を熱を逃がさないために
50年以上前から 外壁に外断熱しています
すなわちヨーロッパの建物は
日本とは反対に 石の蓄熱住宅を
外断熱にした住宅です
これから建てる住宅は
その構造によって必要なものは
断熱か蓄熱か 必要なものは何か
考えて見ましょう