200年住宅 Brix
1 外断熱の家 2 内断熱の家 3 両断熱の家
三者択一の建築士の試験のようですが
断熱の方法については 色々な説がありますが
正解は一つだけです
わかりやすい話をしますと
建物を人の身体だと思って下さい
真夏の炎天下や 酷寒の真冬に
衣類を着ないで 朝から一晩中
屋外で 裸で 過ごせますか
当然ですが 真夏であれば 数時間で
肌がやけどをして 日射病で 倒れます
真冬には 30分もしないうちに 凍死します
人間であれば 真夏日には日焼けをしないように
衣類を身に付け 真冬には 防寒具を身につけます
家も同じです 真夏の炎天下に置かれた
コンクリートは60度以上の温度になり
熱くて手ではさわれない位になります
また 真冬の外に置かれた
コンクリートは氷のように冷たく
凍った状態で 冷たくなります
コンクリートはなにも 喋りませんが
1年中 暑さ 寒さで 劣化が早く
寿命は短くなります 裸の状態の
コンクリートには 保護するものが必要です
すなわち 裸の 構造体のコンクリートの外側に
断熱材で保護するわけです
それに対して内断熱の家は 構造体のコンクリートを
外部に露出したものです 言うまでもなく
構造体にとっても いいことは何もありません
両断熱の家の建物は 一見 一番 いい良いに見えますが
外断熱の分だけの効果はありますが
建物の構造体は外部の気温に影響を受けて
冬は 寒く 夏は暑くなります
コンクリートは蓄熱効果が高いのです
人がいる室内の快適な温度が 保温されます
内断熱ではそれが反対に遮断されてしまい
木造の家のように 冷房や暖房を止めると
すぐに温度が下がり 建物に蓄熱されません
以上の事から 結論として 外断熱の家が 正解です
ここで 木造の家の 外張り断熱の家については
木造の家は もともと 木造は 断熱材です
その断熱材で作った家の外側に断熱材で
覆うことは 二重の効果はありますが
外張りや 内張りなど あまり意味のないことです
外断熱工法はあくまでも コンクリートの様な
蓄熱性能のある構造体に 効果のある工法です
誤解のないよいにしましょう
ブリックスのRCU工法の家
自然石外断熱 鉄筋コンクリート構造の建物
ご検討ください