超寿命300年耐久建築 ブリックス株式会社

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2023/9/17

賢い住宅の間取りの作り方

住宅を建てるときに
一番悩むのは住宅の間取りだ
夫婦の寝室はどこにしよう
子供の部屋は 父母の部屋は
一番悩むのは キッチンのレイアウトではないか
そんなことを 悩んでいるのは 日本人だからだ
なぜかというと 日本では 結婚をして
新婚時代は マンションなどに住んでいて
子供が生まれた頃に 一戸建ての住宅を建てる
のが一般的だから
その住宅は 30年くらい経つと
今度は子供が 結婚をして子供ができる頃には
建てた住宅は 老朽化していて 建て替えの時期になる
今度は子供世帯が 間取りを計画して悩むことになる
これが日本の風習なのです
ところが欧米では少し違う  例えば
ヨーロッパの国々では 数世紀前に建てた建物に
生まれて そこで子供を育てて その住宅でなくなり
その子供たちも 同じ事を何代も 繰り返すことになる
つまりは 自分たちが住宅を建てる事はなく
したがって 住宅の間取りを考えることはない
この事は 仮に 日本の住宅の耐久性が
数世紀あったとしたら ヨーロッパの様に
何世紀も前に先祖が建てた住宅に
何代も 繰り返して住む事で
住宅を建てる経験は一生しないことになる
しかしながら日本で ブリックス建築の様な
ヨーロッパ建築の様な 耐久性の 超永い建築を
建てるときには どうするのか
最初に建てる人の 間取りを作ることに
注意が必要となる
それは現在の日本の様な 住宅の間取りの
作り方の様に 現時点の家族構成に合わせた間取りではなく
数100年後に住む人のことを考えたプランにする
そのプランとは 想像しても難しいことになる
ヨーロッパでのプランニングの基本は
オープンプランニングです
まず 玄関を開けると いきなり広いリビングがある
寝室は そのリビングから 部屋へと繋がっている
日本の住宅の間取りは 玄関を開けると
独立した狭い玄関の奥には 狭く 細長い廊下があり
各寝室に 繋がっている 間取りだ

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