最近では鉄筋コンクリートの建物でも
A 外断熱
B 内断熱
C 両断熱
D 蓄熱式外断熱
など いろいろな建築工法があります
どの工法が 最適な住宅
1、外断熱 内装 ビニールクロス貼り
2、内断熱 内装 ビニールクロス貼り
3、両断熱 内装 ビニールクロス貼り
4、内蓄熱式外断熱 内装 コンクリート下地塗装 又は石貼り
四者選択の 建築士の試験問題の様ですが
正解は何番でしょうか
正解は 4番の 内蓄熱式外断熱です
これは 大変難しそうな問題ですが
正解のポイントは その家に住む人と建物両方が
快適に過ごせるか このことを考えれば
すぐに 正解は見つかります
室内の壁などをコンクリートの壁 又は石 タイルなど
一見 冬は寒そうなイメージですが 蓄熱効果が高い材質です
外断熱の家が正解の様に思えますが
内装に石膏ボード下地のビニールクロスを使うことで
室内側の断熱になってしまい
結果的には 両断熱と同じになります
両断熱は 外断熱と 内断熱の両方の
いいところの様に思いますが
外気温は断熱できますが 室内温度も
断熱してしまいます
結果的に建物温度は 外の気温に支配されます
冬は寒く 夏は暑い建物になります
部屋の内装を見ると 内装のほとんどは
石膏ボード下地のビニールクロス貼りです
石膏ボード下地のビニールクロス張りの部屋は
電源を切れば いくら 一日中部屋を暖めても
すぐに部屋は寒くなります
その反対に 夏は一日中エアコンで涼しくしても
すぐ暑くなってしまいます
結論として 外気温からは 外断熱材で断熱して
室内温度を 建物自身に蓄熱させること
が正解です
コンクリートは熱容量が大きいので
エアコンの電源を入れたり切ったりしないで
出かけるときも エアコンを低温で
24時間入れた状態にしておくと節電にもなります
ブリックス建物は 内蓄熱式外断熱 の建物です
外壁はメンテナンスフリーの天然の御影石で
室内は躯体コンクリート塗装 又は石貼りの仕上げです
シックハウス症候群の原因となる建材は使用しません
ブリックス建築